こんにちは!調和整体院 空 箕輪です。
健康であり続けるために大切な事として、「運動すること」がよく言われます。身体を動かすことによって健康を維持できるという考えが主流となっていますが本当にそうでしょうか?
答えは「適度な運動」であることです。そしてそれは「歩くことです」。適度な運動とは息が乱れないくらいで、終わった後も疲れないことが大切です。
その理由は、心拍数を上げて疲れるほどの激しい運動を続けると、疲労物質が体内にたまりやすくなります。また酸化しやすくなります。つまり、老化現象が早まってしまうのです。
また、筋肉や関節にも大きな負担がかかります。スポーツ選手のほとんどがケガなどの故障を経験します。それは激しい運動だからです。
あくまで、健康維持のために行う運動は「疲れない適度な運動」なのです。適度な運動をすることで
・心拍数の上下があまりないので心臓に負担がかからない
・筋肉や関節にほど良い負荷がかかるので血流が良くなり強くなる
・疲れないので身心ともにストレスにならず継続しやすい
などが挙げられます。
このように激しい運動のほうが身体が強くなり健康なイメージがありますが、あらゆる面で適度な運動のほうが健康維持には適しています。そして運動している時にはできるだけリラックスしてすることです。
歩く時にやりがちなのが「踏ん張って歩く」ことです。踏ん張ることで、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を使います。この筋肉はブレーキの役割をする筋肉なので、ここを使って歩くと膝や腰を痛める原因となってしまいます。
また、腕を大きく振って歩いている人がいます。実はこれは不自然な動きなのです。腕を大きく振ることで身体が捻じれます。本来、歩くときは身体は捻じれません。なので、歩いている時に自然と腕が振れている程度で良いのです。
それから、歩く距離や時間ですが、あまりこだわらなくても良いかと思います。大切なことは継続ですので、歩ける範囲内で歩くことが大切です。