腰痛と腎臓の関係

こんにちは!栃木市の調和整体院 空です。

20代男性Yさん。仕事中、ほぼ座りっぱなしで立つ時に腰のやや右側に痛みが出ます。立っている時に左右に捻じるのは問題ないですが、上半身を後ろに倒した時にやはり腰の右側に痛みが出ます。

それから、足の小指を押すと骨が固く痛みを感じます。また、ふくらはぎの筋肉も固くなっていました。トイレに行く回数もやや多めです。これらのことから推測すると「腎臓」に負担がかかっているために腎臓との関係性が深い「大腰筋」が緊張しているために腰痛になっていたのです。

腎臓は図のように、背中側の一番下の肋骨のあたりに左右1個ずつあります。そしてこのお腹側に大腰筋が走っています。これらは膜でお互いがつながっています。なので、腎臓が疲れてくると大腰筋が固くなってくるのです。

腎臓が疲れる主な理由は、寝不足や冷たい飲み物や食べ物の摂取などですがYさんはこれに当てはまっていました。また、足の小指も腎臓と関係があります。

そこで、大腰筋を緩める施術をしたところで腰痛は解消されました。ただし、腎臓の疲れが原因なので、腎臓にできるだけ負担をかけないようにしないとまた腰痛が出てくる可能性があります。

このように、どうして腰痛になったのか?がはっきりしていれば、対策ができるので安心です。とはいえなかなかすべてを実行するのは難しいかもしれませんので、できる範囲内でやってみることをオススメします(^^)

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