こんにちは!調和整体院 空~くう~ 箕輪です。

スピリチュアルと聞くと、どんなことをイメージしますか?おそらく「怪しい」「うそっぽい」とかって思うかもしれません。なぜそういうイメージを持ちやすいのかと言うと、「見えない世界」だからではないでしょうか?存在しているのかどうかもわからないですよね^^;

でも不思議と日本人はお正月や何かの節目の時には神社に行って拝んだりしますよね。日本では昔から「八百万の神」という自然思想が根付いています。ありとあらゆる存在に神様がいるということです。実際に神様がいるかどうかは別として、私はこのような考え方はとても素晴らしいと思っています。

現代は、いろいろな物にあふれています。好きな時に好きなものを手に入れやすい世の中になっています。しかしその反面、物への大切さが薄れていると感じています。物どころか命すら軽く見られている気がしてなりません。

今の世の中ほしい物が比較的、手に入りやすくなっていて、「あって当たり前」のようになっています。あって当たり前なので感謝の気持ちも薄れてきているように思います。私たち生き物は、空気や水など自然環境があって初めて生きていくことができます。

なので、このような環境があって初めて私たちは生活することができるのです。つまり、私たちは「生かされている」のです。しかし、私たち人間はそれをすっかり忘れてしまっています。

あって当たり前なことなんて実は何ひとつとしてないわけです。それをすっかり忘れてしまっています。それに対して、昔の日本では、「八百万の神」の信仰が今よりもはるかに根付いていました。「八百万の神」=自然と言ってもいいでしょう。このように自然に生かされている、当たり前なことは何ひとつないことを改めて意識することが、とても大切なことではないかと強く感じています。

これが、真の意味での「スピリチュアル」ではないかと思っています。自然というのは、実に巧妙にできています。例えば、地球と太陽、月との位置関係についてですが、これらの距離がほんのわずか狂っただけで地球には生物が住めなくなるそうです。

人間の力ではどうにもならないことがこの世の中にはたくさんあるのです。不思議に感じることもたくさんあります。しかし、目に見えないものほど大切なことが多いのもまた事実なのです。そしてそれを「頭」で考えるのではなく身体全体で「感じること」です。

現代人は「頭」で考えすぎているため、感覚や感性が本来の状態からするとかなり薄れています。この感覚や感性が薄れてしまうと自分自身の身体と心とうまく向き合えなくなり、気づいたら体調を崩していた、なんてことになってしまうのです。

感覚や感性は、その人それぞれの感じたことなので実体はありません。なのであいまいな部分はありますがとても大切なことでもあります。当院では、そのようなこともお伝えしていきたいと思っています。

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