腰痛
腰痛と腸の関係
腸の状態が腰にどのように影響するのかを書いていきます。
図は、骨盤を前から見た図です。腸腰筋という筋肉があります。この筋肉は背骨の横についている筋肉で、この筋肉の上(お腹側)に腸があります。
そして、腸とこの筋肉は膜でつながっています。では、腸がどのような状態になると腰痛になるかを書いていきます。
腸は主に、食べ物や飲み物を吸収するところです。そしてそれが肝臓に送られて栄養として身体に送られます。しかし、食べ過ぎや飲みすぎを繰り返していると、この吸収がうまくいかなくなります。そしてどんどん毒素が腸にたまります。
そしてそれが外へ漏れて、膜を通して腸腰筋へと浸透していき、筋肉を固くしてしまうのです。そうなると何かちょっとしたきっかけで腰を痛めてしまうのです。忘年会などの飲み会が続く時にぎっくり腰に急になってしまうのは、このパターンが多く見られます。
それから、便秘も不要物が腸にたまり続けていると、やはりそれが毒素となり筋肉を固くしてしまいます。また、胃が下垂することで腸を圧迫して腰周りの筋肉を引っ張って痛みが出ることもあります。
このように、腸の状態により腰の筋肉はかなり影響を受けやすいと言えます。特に食べすぎは腰痛の原因となりうるので気をつけたいところですね。