腰痛
腰痛と背骨の関係
背骨の役割と腰痛との関連性について説明していきます。
こんにちは!栃木市の調和整体院 空~くう~です。
背骨とはどのような役割があり、ここに何が起こると腰痛になるのか?を説明していきますね(^^)
背骨は、全部で24個ある「椎骨」という小さな骨が積み重なって1本の「脊椎(背骨)」を成しています。そして「脊椎」はそれぞれ図のように頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)に分類されています。仙骨は骨盤の一部で腰椎とつながっています。これらが1本の「脊椎(背骨)」になるために、お互いが「靭帯」や「筋肉」でしっかりと固定されています。また、椎骨の間にはクッションの役割を果たしている「椎間板」という軟骨があります。
初めに背骨の役割を簡単に説明していきます。
1.身体を支える
2.内臓などの保護
3.脳からの指令を全身に伝える神経の保護
などが挙げられます。そして【腰痛】と最も関係のあるのは1の「身体を支える」です。私たちが何かをしようと身体を動かすときに必ず背骨を使います。背骨は身体の中心にある、まさに要の骨なんですね。そこで問題なのが、日常生活において、背骨にかなりの負担がかけられているということです^^;
特に中腰になったりデスクワークなどで座りっぱなしだったりすると背骨にかなりの負担がかかります。そこで腰痛を引き起こしてしまうのです。ちなみに【腰痛】とは「腰椎」の周りに痛みが出ている場合を指します。
背骨に負担がかかるというのは、背骨をつなげている【靭帯】と【筋肉】と【椎間板】に負担がかかっているということです。例えば、前かがみの状態を続けていると背骨が前に倒れます。そうすると、背骨の後ろ側が伸ばされます。この時、靭帯や筋肉が身体が前に倒れないようにしっかりと固定します。この状態を長く続けると、靭帯や筋肉が疲労しやがて固くなります。そうすると血流が滞り、酸欠状態になってしまいます。これが痛みの原因なのです。
図は背骨の「腰椎」ですが、骨の周りに白っぽいヒモみたいなのがたくさんついています。これが【靭帯】で、主な役割は骨と骨とがずれないようにしっかりと支えています。さらにその上に筋肉がついています。筋肉は関節を動かしたり、骨を固定したりします。
・靭帯=骨を固定する
・筋肉=骨を動かす、骨をしっかりと支える、身体のバランスを取る
などです。
このように、背骨は靭帯や筋肉にしっかりと支えられています。