こんにちは！調和整体院　空　箕輪です。

力を入れるのは簡単ですが、力を抜くのはなかなかできないものです。不調を抱えているほとんどの人が力みやすくなかなかリラックスするころができません。なかには、力が入っている事すら気づかない人もいます。

このような人は常に力が入りっぱなしなので、リラックスすることができず、不調を引き起こしやすくなります。かといって全て脱力したようなフニャフニャな状態でもよくありません。ほど良い緊張とほど良いリラックスがとても大切なのです。

例えるならば膨らんでいる風船のような状態です。風船を下に落としてもこれが割れたりはしません。しかしガラスを落としたらどうでしょうか？粉々になってしまいますよね。このようにほどよく力の抜けた身体はしなやかでとても強いのです。

では、どうしたら力が抜けやすくなるのか？まず、身体を動かしながら力が抜ける感覚を養う方法です。代表的なものに「スワイショウ」という両腕を振る動作があります。やり方はいろいろありますが、これをやっていくと肩や腕の力が抜けやすくなります。

また、関節が開いて緩み、それが落ちるというのをイメージで行うと力が抜けてきます。これは放松（ファンソン）という太極拳のやり方ですが、首→肩→肘→手首→背骨→骨盤→股関節→膝→足首といった感じでイメージしながらやっていくと、うまくいけばかなり力が抜けてきますのでぜひチャレンジしてみてください(^^)